【佐渡子連れ旅行】4日目|トキの森で知る佐渡の自然保護、そして東京へ

この記事はこんな人におすすめ
  • トキの森の所要時間をしりたい方
  • 佐渡島から新潟へのアクセスを知りたい方
  • ジェットフォイルの乗船感想を知りたい方
目次

朝の海を独り占め!佐和田海水浴場で贅沢時間

7:00|波音と朝日で始まる一日

朝早く起きて車で向かったのは「佐和田海水浴場」。到着すると、朝日が海面をやわらかく照らし、砂浜には人影もまばら。波の音と潮の香りだけが漂い、海の透明度は抜群!

海水は思わず「冷たい!」と声が出るほどひんやりしています。朝の海は日中より静かで、穏やかな時間が流れます。

広い砂浜はほぼ貸し切り状態。40分ほど遊んでホテルへ戻りました。

8:00|ホテルで朝風呂

ホテルに戻って、大浴場で朝風呂に入りました。なんて贅沢!その間、水着をコインランドリーで洗濯すれば、入浴を終えた頃にちょうど洗濯終了です。乾燥機にかけている間に、最後の荷造りを済ませました。

9:30|チェックアウト → トキの森へ

朝海、朝風呂、水着もスッキリ洗って出発!

トキの森公園 知らなかった事実に驚きの連続

9:50|トキの森公園に到着

トキはなぜ絶滅したのか?

新潟県HPより:https://www.pref.niigata.lg.jp/sec/kankyotaisaku/1356909200256.html

『日本の野生のトキは絶滅』──あなたも一度は耳にしたことがあるかもしれません。
私も子どもの頃、テレビでその報道を見た記憶があります。そして「中国からトキが寄贈された」というニュースも、なんとなく覚えています。

当時は、「日本のトキと中国のトキって同じなの?」と、どこか頓珍漢なことを思くらいには、「トキの絶滅」を他人事として捉えていました。

日本の野生生まれの最後のトキ

現在、佐渡で見られるトキのルーツ

トキの森公園で出会えるトキたちは、あのとき中国から贈られた個体の子孫。
係員さんによると、もともとトキは日本、中国、韓国などに広く生息していたのだそう。

では、なぜ日本のトキは絶滅してしまったのでしょうか。

絶滅の背景──人間の影響

理由はひとえに人間の営み。
美しい羽を狙った乱獲、森林伐採、農薬の普及──こうしたいくつもの要因が重なり、トキは姿を消してしまいました。

佐渡の挑戦「朱鷺と暮らす里づくり」

現在の佐渡では、無農薬・無化学肥料栽培やビオトープ設置など、「朱鷺と暮らす里づくり」認証制度のもと、独自の農法で環境保全を実践。島全体がトキと共に生きることを目指し、日々努力を重ねています。

その姿勢に触れて、申し訳なさと共に、
「少しでもいい。自然への負担が少ない選択をしていきたい」──そんな思いが湧いてきました。

朱鷺は本来大変用心深い鳥で
人には近づかないと言われています

10:50|トキの森公園出発

トキの森を後にした私たちは、佐渡滞在の最後にしておきたかった「荷物の発送」へ。

11:05|ヤマト運輸で荷物の発送

ヤマト運輸 佐渡両津営業所

向かったのはトキの森公園から両津港に行くルート上にあったヤマト運輸の営業所。ここでスーツケースを名古屋の自宅まで送ります。

旅の最終日は移動が多く、しかも東京を経由する予定。大きな荷物を持ち歩くのは大変なので、佐渡から送ってしまうことにしました。

スタッフさんは慣れた手つきで受付を進めてくれ、「希望日時にちゃんと届きますよ」とにっこり。これで残りの旅は、身軽に動けることに。

実はこの後、レンタカーを返しに行く道中、加茂湖に立ち寄った帰りに主人が田んぼで野生のトキを発見!朱鷺色の羽を見たそうです。私たちは田んぼの側道を歩くトキを一瞬だけ見ることが出来ました。

最後に野生のトキを見られて幸せです

両津港で佐渡最後の景色を

11:55|レンタカー返却

両津港に到着し、レンタカーを返却。港のすぐそばには出航を待つ大きなフェリーが停泊していました。「やっぱり大きい…!」と改めてその迫力に圧倒されながら、佐渡の景色を目に焼き付けます。

12:00|両津港1F「マサニコーヒー」でランチ

港の1階にあるカフェでランチ。ぎりぎりで席を確保できましたが、席数は少なめ。私たちの後に来た人は座れずに諦めて帰っていくほど人気でした。しかしメニュー提供に30分程かかり「お土産を見る時間、あるかな…?」と少しドキドキ。早食いしてお店を出ました。

お土産を買って、ジェットフォイルで新潟へ

12:50|両津港のお土産屋さん

ランチの後は急いでお土産購入。ここでしか買えない物を慌てて買い物かごに放り込みます。

なんとこちらにも「されどおにぎり」のおにぎりが売っていました。小腹が減った時用に迷わず購入!

13:05|ジェットフォイル出航

時間の都合で、帰りは高速船「ジェットフォイル」に乗船。フェリーと比べると船体はとても小さく感じました。

指定席&シートベルト着用で、基本的に座って過ごすスタイルです。

コンパクトな座席

「時間があれば帰りもフェリー旅が良かったね」と話しつつも、私たち家族はあっという間に爆睡…。

先に出航したフェリーをあっという間に追い抜きました

新潟港から新潟駅へ

15:17|新潟港着

当初はタクシー利用の予定でしたが、階段を降りた目の前にバス停が。

すでにバスが入口の扉を開けて停車していたので、そのまま吸い込まれるように乗車。乗車時に入口にあったモニター?にマナカをピッ「…これでいいのかな?」と不安でしたが、正解でした。下車時に再びピッとして支払い完了。

時刻表(2025年7月)

新潟駅で迷子に…

14:35|新潟駅到着

お土産屋を探して駅構内をウロウロ。百貨店のように広く、新潟名産がどこで買えるのか分からず迷いまくりました。
新幹線乗り場の大きな通路を挟んだ反対側ゾーンに発見したものの、残り時間はわずか。見て回るだけで終了しました。

東京へ移動

15:00|新幹線で東京へ

新幹線改札を通過したら、すでにホームには15:17発東京行きが停車中。乗り込みます。
台風接近で東京は雨予報。東京に近づくにつれ窓の外はだんだん曇が増えてきました。
上越の景色がよく見える席を取っていたのに、またもやみんなで爆睡してしまい、気づけば東京駅でした。

新幹線の中で「お腹すいた!」という子ども。おにぎり買っておいて良かった!焼きおにぎりも美味でした。

17:00|東京駅着

高層ビルが立ち並ぶ都会の景色に「佐渡とは全然違うね」と家族で感嘆。歩いてホテルへ向かいます。

赤い二階建てバス

17:40|アロフト銀座チェックイン

モダンなデザインのホテル。

1Fエレベーターホール
7Fエレベーターホール

サイケデリック!!

アクセントクロスかと思ったら
カーテン(ロールスクリーン)でした
隙間なくぴったり納まるように工夫してあります
間接照明も素敵でした

部屋に荷物を置き、少し休憩してから出発。

18:45|東京タワーまで徒歩45分!

夜の東京を歩いて向かいます。思ったより距離があり、到着時には軽く達成感。

やっと見えてきた

19:30|東京タワー着

「ぼくの地球を守って」が大好きな私にとって、東京タワーは特別な存在。実物を目にするのはこれが初めてで、その美しさに思いのほか感動…。同時に、このような観光名所は生かしつつ、電気使用量を抑える為には一体どうしたら良いのだろうか…なんて、エネルギー問題がふと頭をよぎりました。

見惚れるプロポーション

20:30|東京タワーを後に

電車でホテルに戻り、この日の夕食はまたもやコンビニ飯。なぜ我が家は旅先でのコンビニ率が高いのか…。お洒落感ゼロ。

翌日朝は予約必須!行列必須の塩パン屋へ

せっかく銀座に泊まったのだし…と調べて出てきたこちらの塩パン屋さん。あまりの人気で当日の朝8時から予約スタート。順番受付の為、予約時点では何時に店に行けば良いのか分かりません。『そんなの、銀座に泊まってなきゃ買いに行けないじゃない』と思って早速予約。開店前に既に10人ほど並んでいました。その半数が外国人。東京はもう、英語圏ですね。

ホテルから徒歩10分のところ
銀座の大通りから一本入った場所にあるお店は
開店前にこの行列(半数以上が外国人)
軽い食感で塩気が効いてとても美味しかったです!

佐渡4日間を振り返って

濃厚佐渡島の旅4日間はあっという間でした。

1日目は、車の窓から見える海の美しさとご飯のおいしさに感動し

カモ…
じゃなくてウミネコに
餌をたかられたことも忘れない

2日目は佐渡金山の歴史を学び

ちょっとビビった金山の動く人形


3日目は佐渡の海と文化を全身で楽しみました。


そして4日目には、トキを守るために島の人たちが続けてきた活動や、自然保護の取り組みに触れることが出来ました。

楽しんで
学んで
味わって
感じた
佐渡

3泊4日ではとても足りないほど、
行きたい場所はまだまだあります

「またいつか、この島に来たい」今はそんな思いでいっぱいです

最後に

ここまで佐渡の旅行ブログをお読み下さりありがとうございます。
佐渡の印象はいかがだったでしょうか?
この旅の記録が皆様の佐渡島旅行のお役に、少しでも役に立てられたら幸いです。
佐渡島は本当に良い所だったので、どうぞ安心してお出掛け下さいね!

▶︎次回は「佐渡のお土産編


▶︎ [佐渡旅行1日目(前編)はこちら]
▶︎ [佐渡旅行1日目(後編)はこちら]
▶︎ [佐渡旅行2日目はこちら]
▶︎ [佐渡旅行3日目はこちら
▶ [佐渡旅行お土産編はこちら


そして今回の旅の成功&失敗から考えた
ワーママ建築士・真由子おすすめ [佐渡子連れ旅行(名古屋発3泊4日モデルコース)はこちら]

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次